テント倉庫は側面全てに壁があるのが特徴

テント倉庫は側面全てに壁があるのが特徴

テント倉庫は一般的にキャンプとかバーベキューなどで想像するテントを、そのまま大型にして倉庫扱いにしたものというイメージでさして間違ってはいませんが、大型ですので地面の上に単におくだけではなくある程度基礎工事や杭打ちも行います。
また、骨組みに当たる部分についても、単に四隅だけではなくもっと多くの鉄骨が使用されています。
テント倉庫の側面に関してはキャンプ用品などと同じく、基本的には全てに壁があり、風が素通りしてしまうような構造ではありません。
運動会とか屋外のイベントなどで、屋根と柱だけあって壁部分のないテントが仕立てられることがありますが、これとは大きく異なるわけです。
側面全てが壁とは言っても、キャンプ用品で小型の透明ビニール製の窓が設けられたりすることがあるのと同じように、テント倉庫であっても窓を設けることは可能ですし、この場合は通常どおりサッシのガラス窓になりますし、当たり前ですが入口を設けることもできます。

導入しやすいテント倉庫にも意外な危険性が

コストの点でも導入しやすいテント倉庫ですが、危険性もあります。
リーズナブルだからといって所有する倉庫のすべてをテント型に変えてしまうと、後悔することにもなりかねません。
メリットとデメリットをきちんと理解した上で、しっかりと対策して使用することをおすすめします。
コンクリート製の倉庫と違って、テント倉庫は堅牢な素材で作られているわけではありません。
そのため燃えやすいものを保管する場所として使うと、万が一出荷したときには被害が大きくなる危険性があります。
もし費用の点で余裕があるならば、テントの素材には難燃性のものを選ぶと安全です。
それが無理な場合には、中にどのようなものを保管するか注意したほうが良いかもしれません。
屋外の気温の変化による影響を簡単に受ける構造になっているため、夏は内側の温度もかなり上昇します。
逆に冬場には寒くなるため、作業員の健康に支障をきたす恐れがあることも想定しておくようにしてください。
テント倉庫の中で長時間の作業をする必要がある場合には細心の注意が必要です。

テント倉庫に関する情報サイト
テント倉庫の特徴

このサイトでは、テント倉庫(シートハウス)にまつわるさまざまな情報を紹介します。この倉庫は鉄骨を組み立ててシート膜を張った建築物で、短期間・低コストで建てられるのが特徴です。このサイトでは法律で形状や大きさ・用途などに決まりがあるシートハウスの基本情報について解説しています。そのほかにもこの倉庫の特徴や構造、生地についての知識も掲載します。さまざまな用途でこの倉庫の設置を考えている人は、まずはこのサイトで基本知識を収集してみてください。

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